アトピー性皮膚炎でもニキビになってしまう理由とは
正しいケアでニキビとアトピー性皮膚炎を改善しよう
ニキビは油分が多い肌の方にできやすいと思われがちですが、肌が乾燥しがちなアトピー性皮膚炎の方の中にもニキビとアトピー性皮膚炎の両方に悩まされている方もいらっしゃいます。なぜアトピー性皮膚炎の方が、ニキビに悩むことになってしまうのでしょうか。
にきびは、毛根に何らかの理由で皮脂が詰まってしまうなどの理由でできてしまいます。皮脂などが詰まる理由にはさまざまなものがあります。アトピー性皮膚炎の方が紫外線を浴びたり、肌の乾燥のケアを怠ってしまったりした場合、肌自身が外部からの刺激から自分を守るため分泌する皮脂の量を増やしてしまうことがあります。このような理由で肌の皮脂が過剰に分泌された場合に、アトピー性皮膚炎の方であってもニキビができやすい状態になってしまいます。
睡眠不足やストレスなどにより精神的に負荷がかかっている状態でも、ニキビができやすくなることがあります。その理由はストレスなどにより肌の新陳代謝が崩れてしまい毛穴が狭まってしまうことで、ニキビができやすくなってしまうのです。
アトピー性皮膚炎の方は、普通の人よりも肌に加わるダメージに注意する必要があります。その注意すべきダメージには紫外線、過剰な洗顔、熱すぎるお湯の使用、肌に合わない基礎化粧品の使用などがあります。これらのダメージに細心の注意を払うことで、肌のバリア機能を高めることができます。
それ以外にも、アトピー性皮膚炎の方でニキビにも悩んでいる方は、規則正しい生活を心がけ、ストレスを軽減し、肌の保湿ケアを正しく行うことで、アトピー性皮膚炎とニキビの両方を改善することができるでしょう。