湿度が高い夏のアトピー性皮膚炎のケア方法

高湿度でも保湿は念入りに

夏場は湿度が高いので、そこまで念入りにスキンケアをしなくてもいいのでは?とお考えの方もいらっしゃると思います。しかし、夏場にはエアコンの風にあたることも多く、このような場合には湿度も下がってしまうため、しっかりとしたスキンケアを行う必要があるのです。

エアコンが効いた室内にいることが多い方は、冬場と同じ程度の保水や保湿を心がけてスキンケアを行う必要があります。また、夏は汗をかきやすい季節ですが、この汗をかいたまま放置しておくと肌にかゆみを誘発させるので、乾いたタオルではなく濡れたタオルでこまめに汗を優しくふき取るようにしましょう。

夏には、アトピー性皮膚炎を悪化させる感染症にも注意する必要があります。肌に炎症が起こってしまった場合には、その部分をオイルやクリームでしっかりと保護しておきましょう。

夏の日差しも、アトピー性皮膚炎に悪い影響を与えてしまいます。そのため、日傘や帽子を活用して日差しを避ける工夫をしなければなりません。日焼け止めを肌に塗る場合には、あまり肌に刺激を与えないものを使用することをおすすめします。日焼け止めにはSPF値というものがあり、この数値が高いほど日焼け止めの効果が高いのですが、それと同時に肌への刺激も強くなってしまいます。日焼け止めを選ぶ際には、SPF値が20前後までのものを目安にするとよいでしょう。日焼け止めを塗るタイミングは、通常のスキンケアを行った後です。決してスキンケア前の肌に塗らないよう注意しましょう。

総合評価1位の商品はこちら